公演を終えて/大槻ゆか
大槻ゆか(美津亀ヨウコ役)
今回は全6場面中、登場しないシーン0という、集中力のない私にとって非常に過酷な舞台でした。 合間合間に出てきてしゃべる_という登場の仕方に慣れていたせいか、「次の出番」を待つ時間があるのが当たり前になっていたので、休憩がない!という焦りと、舞台からはけられない!という恐怖を初めて実感しました(笑) 今までいかに甘ったれていたかを思い知らされたわけです。 そういった意味で、今回の「PYRAMID SONG」は役者の自分にとって大きな課題を見つめ直す良いチャンスだったと思います。 プレッシャーのせいか、本番前の緊張も尋常じゃなかったです。 元々あがり症で毎公演とも緊張するタイプなのですが、今回のそれは常軌を逸していて、開演直前は五回の本番すべてくまなく胃がギュッと圧縮されてどうにかなりそうでした(笑) 共演者のみんなはわかると思うけど、自分明らかに口数が少なくなってたと思います。 もう本番のことは断片的にしか記憶がありません。 ただただしゃべってたな~っていう(笑)。うるさかったかな、美津亀さん。 終わってみると「こうすればよかった」「ああすればよかった」が耐えません。悔しさの洪水。ドドドドーッ でもなんとか5公演、みんなと乗り切ることができました。 打ち上げの後は死んだように眠り続けました。20時間くらい。(←おいおい) 美津亀さんじゃないけれど、もうそれこそ5日間くらい寝ても寝ても眠い状態が続いて自分の体はどうなるかと思いました。 思っていた以上にエネルギーを使っていたということなんでしょうか。 「瞬発力」と「集中力」。 これが自分にとって大きなキーワードです。 そして本番を楽しむ余裕をもつこと。 やはり自分が楽しめてないのに誰かを楽しませることはできないなあと思います。 タイニイアリスで、群像劇で、5公演で_それを目の当たりにしました。 でも、「まだ5公演」です! 10ステージ以上こなせる劇団にならなければ。ひぃひぃ言ってられませんね、うん。 もっともっと沢山の人に劇団印象派を認知してもらいたいです。 そして芝居を観てもらって「むむ、なんだこの劇団は」と思わせるものを作りたいです。 応援してくださってる方やお客様のためにも、それを還元できるよう最大限の努力をしていきたいと思っています。 次回公演では役者として新しい一面をお見せできたら…!頑張ります。 今回も本当にありがとうございました。 どうぞ、今後とも劇団印象派をよろしくお願いします! 大槻
by insyouha-news
| 2008-04-23 00:00
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