2009年 01月 14日 ( 1 )

今週の鳥さん ♯10

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


#10:『青い鳥』(L'Oiseau bleu)
モーリス・メーテルリンク作

最終回ということで、作品タイトルに引用させてもらったメーテルリンクの青い鳥についてご紹介します。


~あらすじ~
貧しい家庭で生活している兄妹のチルチルとミチルは、見知らぬ老婆に「青い鳥を探してほしい」と頼まれ世界中を旅することになります。
まず向かったのは「思い出の国」。そこで兄妹は死んだはずのおじいちゃんおばあちゃんと再会します。
そしておじいちゃんおばあちゃんに、ふと鳥がとまったのですが、その羽は青い色をしていました。兄妹は青い鳥を譲り受け、家に帰ろうとします。

しかし、「思い出の国」出るとすぐに青い鳥は黒ずみ、青さを失ってしまいました。

その後も兄妹は「夜の国」「森」「未来の国」など、様々なところを旅します。その全てで青い鳥を見つけられるのに、あと一歩のところで失敗してしまいます。

仕方なく家に帰った兄妹のもとに、再び老婆が駆けつけます。「お前達の家にいる鳥をおくれ」
みてみると、黒かったはずの家の鳥が青に変化していました。青い鳥は、最も身近なところに存在していたのです。



▼青い鳥は幸福を象徴していると考えられており、青い鳥すなわち「幸福」が最も身近な場所にあるという結末が凄く素敵だなと感じます。
でもそれだけじゃなくって。
チルチルとミチルは旅の中で、身近な幸せを見つけられるほどに成長した。幸福を探し求める旅の中で、ひとつひとつの幸福に出会いながら前へ進むことが出来た。
その二人の成長こそ、愛おしいなぁなんて感じるわけです。(まぁ、このあたりは受け売りなんですけど(笑))

野鳥について調べるなかで、鳥のもつ神秘性や愛らしさに触れ、自分自身も少しながら前進できたような気がします。
ご来場頂いた方々、ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。

コラム担当:長崎
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by insyouha-news | 2009-01-14 00:00 | コラム:今週の鳥さん