カテゴリ:コラム:今週の鳥さん( 9 )

今週の鳥さん ♯10

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


#10:『青い鳥』(L'Oiseau bleu)
モーリス・メーテルリンク作

最終回ということで、作品タイトルに引用させてもらったメーテルリンクの青い鳥についてご紹介します。


~あらすじ~
貧しい家庭で生活している兄妹のチルチルとミチルは、見知らぬ老婆に「青い鳥を探してほしい」と頼まれ世界中を旅することになります。
まず向かったのは「思い出の国」。そこで兄妹は死んだはずのおじいちゃんおばあちゃんと再会します。
そしておじいちゃんおばあちゃんに、ふと鳥がとまったのですが、その羽は青い色をしていました。兄妹は青い鳥を譲り受け、家に帰ろうとします。

しかし、「思い出の国」出るとすぐに青い鳥は黒ずみ、青さを失ってしまいました。

その後も兄妹は「夜の国」「森」「未来の国」など、様々なところを旅します。その全てで青い鳥を見つけられるのに、あと一歩のところで失敗してしまいます。

仕方なく家に帰った兄妹のもとに、再び老婆が駆けつけます。「お前達の家にいる鳥をおくれ」
みてみると、黒かったはずの家の鳥が青に変化していました。青い鳥は、最も身近なところに存在していたのです。



▼青い鳥は幸福を象徴していると考えられており、青い鳥すなわち「幸福」が最も身近な場所にあるという結末が凄く素敵だなと感じます。
でもそれだけじゃなくって。
チルチルとミチルは旅の中で、身近な幸せを見つけられるほどに成長した。幸福を探し求める旅の中で、ひとつひとつの幸福に出会いながら前へ進むことが出来た。
その二人の成長こそ、愛おしいなぁなんて感じるわけです。(まぁ、このあたりは受け売りなんですけど(笑))

野鳥について調べるなかで、鳥のもつ神秘性や愛らしさに触れ、自分自身も少しながら前進できたような気がします。
ご来場頂いた方々、ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。

コラム担当:長崎
[PR]
by insyouha-news | 2009-01-14 00:00 | コラム:今週の鳥さん

今週の鳥さん ♯8

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


本作の主人公である4人は野鳥観察と称して別荘地を訪れます。
当然会話の中にも野鳥の名前が度々登場するわけですが…
そんな野鳥たちにスポットを当て、雑学を交えながらバードウォッチングや鳥に関する豆知識を紹介してしまおう!というのがこの「今週の鳥さん」です。
☆このコラムは、現在配信中のメールマガジンでも連載中

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♯8 ヤマセミ(山翡翠)
f0121730_10102320.jpg

全長:約35cm

鳴き声:キャラッキャラッ、ケレッケレッ

ヤマセミは、ブッポウソウ目・カワセミ科に分類されている鳥で、水辺の青い鳥・カワセミの仲間です。
大きさは比較的大きく、ハトと同程度。頭にはシンボルマークである大きくて鋭い冠羽があり、加えてからだ全体が灰色がかったまだら模様を描いているので、他の鳥にはなかなか無い容貌です。その特徴的な外見が幸いしてか、80円切手のモデルにもなってますね。

とても警戒心が強い為、観察には根気が必用。

餌は主に川魚で、5~20cmぐらいのイワナ、ヤマメ、ウグイ、フナなどを食べます。
水域沿いの木の枝から獲物を探し、見つけると降下して捕らえたり、停空飛翔からダイビングして採ることも。
低空飛翔捕獲成功率…37.3%
飛び込み捕穫法…74.1%
水中の魚を狙う際、自分の羽毛を落とし、それを疑似餌として使うこともあるようです。


▼冠羽がカッコイイヤマセミさん。名前は知らなくても、一度は見たことがある鳥ですよね。姿を見ていると、きっと性格も凛々しいんだろうななんて想像しちゃいます。
あの冠羽って刺さると痛そうだなーなんて思うのは私だけ?(笑)
コラム担当:長崎
[PR]
by insyouha-news | 2009-01-07 00:00 | コラム:今週の鳥さん

今週の鳥さん ♯7

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


本作の主人公である4人は野鳥観察と称して別荘地を訪れます。
当然会話の中にも野鳥の名前が度々登場するわけですが…
そんな野鳥たちにスポットを当て、雑学を交えながらバードウォッチングや鳥に関する豆知識を紹介してしまおう!というのがこの「今週の鳥さん」です。
☆このコラムは、現在配信中のメールマガジンでも連載中

第7回は少し趣向を変えて、鳥さんではないものに注目してみました!

♯7 バードコール
f0121730_14244228.jpg

バードコールとは、木製の筒と金属で作られた、鳥のさえずりを模倣した音を鳴らす道具のことを言います。
筒と金属部分の摩擦によって簡単に音を出せるため、鳥をおびき寄せることに広く使用されています。
さらに、回し方によって何種類もの音色を発することが出来ます。

バードコールにも様々な種類があり、通常どれも1000~2000円前後で販売されていますが、作り方が簡単なおかげか、手作り教室なども多数開かれているようです。

▽今回のお芝居では、このバードコールを小道具として使用します。実際森の中へ行って鳴らしてみたこともあるのですが、本当にたくさんの鳥が寄って来てびっくり!効果はバッチリです。
でも、鳴らすこと自体は簡単だけど、上手く鳥のさえずりのような音を出すのは難しいんですよねぇ…

コラム担当:長崎
[PR]
by insyouha-news | 2009-01-03 14:35 | コラム:今週の鳥さん

今週の鳥さん ♯6

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


本作の主人公である4人は野鳥観察と称して別荘地を訪れます。
当然会話の中にも野鳥の名前が度々登場するわけですが…
そんな野鳥たちにスポットを当て、1月の公演を前に、雑学を交えながらバードウォッチングや鳥に関する豆知識を紹介してしまおう!というのがこの「今週の鳥さん」です。
☆このコラムは、現在配信中のメールマガジンでも連載中ですが、ここではその拡大版をお届けしていきます。

第6回は、都会でも見られるこの鳥さん!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♯6 セグロセキレイ
f0121730_3152067.jpg

全長:21cm

鳴き声:ジジッ、ジュビッ

体色:背…濃い黒色 腹部…白色

九州より北の、河川中流域などの水辺を好むセキレイの仲間です。季節によってアジア諸国を渡ることもありますが、元々は日本の固有種(日本で生まれた種)だったと考えられています。

名前の通り背中が深い黒色をしており、腹部の白との対比が美しいコントラストを描き出しています。同じセキレイ科のハクセキレイと姿かたちが非常に似ており、それだけではなく、セグロセキレイとハクセキレイは互いに縄張り争いをしているそうです。

近年個体数が減少しているのですが、それはハクセキレイの縄張り拡大が影響しているとか。
セグロセキレイの繁殖は特徴的で、オス同士が脅しあったり、メスがオスに求愛の舞を披露したりするそうです。

▽珍しい日本の固有種だそうで、なんとなく馴染み深い印象を受けるセグロセキレイさん。
縄張りやパートナーをかけて威嚇しあうなんて、人間でもなかなか出来ないことですよね。
かっこいい。体も白と黒がはっきり分かれているので、勝手に凛々しいイメージを持ってしまいました。実際はかっこいいというよりも綺麗な鳥なんでしょうけど。

コラム担当:長崎
[PR]
by insyouha-news | 2008-12-27 00:00 | コラム:今週の鳥さん

今週の鳥さん ♯5

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム・今週の鳥さん


本作の主人公である4人は野鳥観察と称して別荘地を訪れます。
当然会話の中にも野鳥の名前が度々登場するわけですが…
そんな野鳥たちにスポットを当て、1月の公演を前に、雑学を交えながらバードウォッチングや鳥に関する豆知識を紹介してしまおう!というのがこの「今週の鳥さん」です。
☆このコラムは、現在配信中のメールマガジンでも連載中ですが、ここではその拡大版をお届けしていきます。

今週は、名前の由来がおもしろいこの鳥です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♯5 サンショウクイ


うおみのとりみのブログ素材


全長:20cm

鳴き声:ヒリヒリン、ヒリリー

体色:かすんだ黒色(牡雌同色)

本州より南の林に飛来する、夏の訪れを告げる鳥です。
山椒の芽を摘む頃にやってくるからか、あるいは山椒を食べた時「ヒリリ、ヒリヒリ」と辛そうに鳴くからか、「山椒食」と名づけられました。
メスはオスに比べ身体の黒味が薄いのが特徴です。

20羽くらいの小規模な群れを形成して生息しているのですが、それぞれが非常にすばしっこく動き回るため、カメラでの撮影は非常に難しいそうです。

▽山椒を食べて「ひりり~」だなんて、なんだか人間のようで面白いですよね!日本の鳥さん達は皆、意味深い和名があって風流だなぁと感じます。
しかしこのサンショウクイさんも今や絶滅危惧種だそうで…滅多にお目にかかれない鳥になっているみたいです。

コラム担当:長崎
[PR]
by insyouha-news | 2008-12-20 00:00 | コラム:今週の鳥さん

今週の鳥さん ♯4

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


本作の主人公である4人は野鳥観察と称して別荘地を訪れます。
当然会話の中にも野鳥の名前が度々登場するわけですが…
そんな野鳥たちにスポットを当て、1月の公演を前に、雑学を交えながらバードウォッチングや鳥に関する豆知識を紹介してしまおう!というのがこの「今週の鳥さん」です。
☆このコラムは、現在配信中のメールマガジンでも連載中ですが、ここではその拡大版をお届けしていきます。

第四回は、“幻の鳥”の登場です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♯4 ケツァール (和名:カザリキヌバネドリ)
f0121730_2335872.jpg

全長:約35cm(飾り羽を含むと約100cm)

特徴:オス…金属的に輝く緑色の体色と長い飾り羽
/メス…オスよりも落ち着いた青緑色の体色

鮮やかな虹色の羽を持ち、世界で最も美しいとされている鳥です。
背中が光沢のある深い緑色であるのに加え、腹部は鮮やかな赤色をしています。
コスタリカやメキシコなど中南米の一部の熱帯雨林でしか見ることが出来ないため、非常に希少性が高く、「幻の鳥」として追い求める人も多いそうです。
滅多に姿を現さないため、世界中のバードウォッチャーの憧れの的となっています。

ケツァールはグアテマラの国鳥であり、バードウォッチングの対象としてだけではなく、文化的なシンボルとしてもその名を馳せています。
また、幸福の鳥であるとも言われており、その羽を拾った者には幸せが訪れるそうです。

▼幻の鳥!実在する鳥なんですが、幸福の言い伝えなどもあって、幻の鳥であることがさらに際立っている気がします。
日本のかわいらしい鳥とは違った、大きく立派な翼を持つ鳥の「迫力」を感じます。世界一と言われているだけありますよね。圧巻だなぁ。生きた伝説!といった感じですね。

コラム担当:長崎
[PR]
by insyouha-news | 2008-12-14 00:00 | コラム:今週の鳥さん

今週の鳥さん ♯3

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


本作の主人公である4人は野鳥観察と称して別荘地を訪れます。
当然会話の中にも野鳥の名前が度々登場するわけですが…
そんな野鳥たちにスポットを当て、1月の公演を前に、雑学を交えながらバードウォッチングや鳥に関する豆知識を紹介してしまおう!というのがこの「今週の鳥さん」です。
☆このコラムは、現在配信中のメールマガジンでも連載中ですが、ここではその拡大版をお届けしていきます。

第三回は、とってもチャーミングなこの鳥!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♯3 イカル
f0121730_1234553.jpg

全長:約23cm

特徴:太く黄色いくちばし。(体色は雌雄同色)

鳴き方:地鳴き/キョッ、キョッ さえずり/キコキコキー

木の実をくちばしで廻したり転がしたりするため、古くは「マメマワシ」や「マメコロガシ」、木の実を好んで食べるため「まめうまし」、「豆割り」などと呼ばれたそうです。
一夫一婦制で、繁殖期にはつがいで生活。北海道と本州の平地から低山地で繁殖し、冬は日本全国で見られます。
鳴き声が色々な聞きなしをされていることも有名で、
「お菊二十四(おきくにじゅうし)」
「月日星(つきひほし)」
「比志利古木利(ひしりこきり)」
などなど。
実はイカルさん、140円切手のイラストになってるんですね!見たことありますか?
f0121730_1241411.jpg

▼ん~、大きいくちばしといい、体の配色といい、ぬいぐるみみたいで可愛い!
「きょとん」とした感じに見えるのはつぶらな瞳のせいでしょうか。
人間の勝手な見方ではありますが、一夫一婦のスタイルもこの風貌だととても微笑ましいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回はどの季節の野鳥が登場するのでしょうか?
また来週!
[PR]
by insyouha-news | 2008-12-06 00:00 | コラム:今週の鳥さん

今週の鳥さん ♯2

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


本作の主人公である4人は野鳥観察と称して別荘地を訪れます。
当然、会話の中にも野鳥の名前が度々登場するわけですが…
そんな野鳥たちにスポットを当て、1月の公演を前に、雑学を交えながらバードウォッチングや鳥に関する豆知識を紹介してしまおう!というのがこのコーナー「今週の鳥さん」です。
このコラムは、現在配信中のメールマガジンでも連載中ですが、ここではその拡大版をお届けしていきます。

では早速、第二回いってみましょう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♯2 メジロ


うおみのとりみのブログ素材


全長:約11.5cm

体色:あざやかな黄緑色(雌雄同色)

鳴き方:さえずり/チーチュル、チーチュルルル 地鳴き/チー

日本で見られる野鳥の中では「小鳥」の部類に入ります。
体はスズメより小さく、名前の由来にもなっている目の周りの白い輪が特徴。
梅の花の蜜が好物で、全国の林や市街地に生息している留鳥です。
関西方面では鳴き声を競う会が盛んで、「鳴き合わせ会」として、鳴く回数やその音色の良さを競ったりするそうです。

「目白押し」
=込み合っていること、物事が多くあること…という意味で使われる言葉ですが、
実はこれ、メジロがお互いに押し合うように、ぴったりと枝に並ぶことからきています。

▼とってもかわいいメジロ。よくウグイスと間違えられますが、警戒心の強いウグイスに対してメジロは果実などを食べている姿を見つけやすいそうです。
家に一匹ほしいなあ、なんて思いましたが国内では狩猟は禁止されているそうで、飼い鳥として許可されているものは、中国等から輸入されたヒメメジロという種類らしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回もおもしろエピソードをもった鳥が登場しますよ。
また来週~!
[PR]
by insyouha-news | 2008-11-29 00:00 | コラム:今週の鳥さん

今週の鳥さん ♯1

『L'Oiseau Bleu/青い鳥』特別企画
コラム:今週の鳥さん


第五回公演『L'Oiseau Bleu/青い鳥』の中で、主人公である4人は野鳥観察と称して別荘地を訪れます。
当然、会話の中にも野鳥の名前が度々登場するわけですが…
そんな野鳥たちにスポットを当て、1月の公演を前に、雑学を交えながらバードウォッチングや鳥に関する豆知識を紹介してしまおう!というのがこのコーナー、「今週の鳥さん」です。
このコラムは、ただいま配信中の劇団印象派メールマガジンにも連載していますが、「印象派通信」では、その拡大版をお届けしていきます。
さあ、記念すべき第一回目はこの鳥!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♯1 オオルリ


うおみのとりみのブログ素材


全長:約16.5cm

体色:オス/瑠璃色 メス/褐色

鳴き方:さえずり/ピーリーピリリリピイ、ギギ 地鳴き/ クックッ

その名の通り、オスが瑠璃色の体をしていることから“幸せの青い鳥”と呼ばれる鳥。
声も美しく、ウグイス・コマドリに続く日本三鳴鳥にあげられるほど。
日本では4月~10月に見られます。

~青い鳥御三家~
オオルリ、コルリ、ルリビタキ

▼本作のタイトルにもなっている“青い鳥”。
メーテルリンクの童話にも登場しますが、ここまで鮮やかな青い鳥が日本でも見られるんですね~。一度はお目にかかりたい!もしかしたら幸福が訪れるかも…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

→こんなかんじで作品に出てくる野鳥を紹介しています。二回目以降もお楽しみに!
[PR]
by insyouha-news | 2008-11-23 00:00 | コラム:今週の鳥さん